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Pink Drain

とある漫画家の、激しくも儚い妄想をつづる日記。

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薬の所為か

なんかぼーっとして、作画を進めたいのになかなか進まない。
モヤモヤしっぱなしである。
キリングバイツでは、村田さんのパワーが非常に高く
下手にあたしのデザインは使用せず、村田さんのラフデザインをそのまま丁寧に描いたくらいで
更にネームも村田さんの描いたネームをほぼ変えることなく、まさに作画に専念するという形で仕事している。
そのおかげで毎回30ページオーバー、時に40ページオーバーと言う量を確保した形になった。

そんななか、今回ハイヒールを履いた女性キャラのちょっとしたアクションシーンがあって、久々にハイヒールを漫画で描いているのだが、あたしはハイヒールや足を描くのが好きなんですが、とても面倒な部位でして
好きだけど面倒と言う苦しい状態で日々を生き抜かなくてはならず、マゾなのかサドなのか本当に悩むわけです。

で、気が付いた。
ちょっと思う所があって、前作である神狩鬼を少々引っ張り出してきたわけです。
これがね、自分で言うのもなんですが非常に素晴らしいものでして
もう5年くらい前なんで絵はつたないのは致し方ない、しかしそれ以上に何かにとりつかれたような
変な攻めたデザインが所々に見える。

ネオ時代劇的な作品である神狩鬼、出て来る美少年たちの姿は下腹部ギリギリのローライズなパンツやスッパツ。
時にハイヒールを履かされて、拘束されれば口枷からヨダレダラダラ、ポニーヒールで立つ事も制限する。
コルセット姿も多く、何かにつけてそんな恰好をさせられる。
入浴シーンも常に美少年キャラ優先。
ショタ感をひたすら慢心していく、ヒロイン置いてけぼりななんともはや。
悪魔と呼ばれる人たちはバニーガールだったり、パンツ穿いてない幼女だったり。
本当に攻めまくった感じが半端ない
残念ながら単行本のセールスは振るわず、3巻により打ち切りと言う形を取らざる得なかったわけですが

連載中に東日本大震災があったり、単行本2巻発売の翌月だったっけな…
当たり前だけど、流通は止まり日本は漫画なんか読んでる場合ではないと言った時勢となった。
そんな中単行本は売れる筈もなく、2巻は惨敗したわけです。

ああ本当にもったいない、悪魔との契約により悪魔の鎧を駆る主人公ミカヅチに、ライバルキャラである同じ悪魔の鎧で不滅の力を手に入れたイルガが現れ
初の悪魔の鎧VS悪魔の鎧の冒頭で打ち切り。
これから美少年二人による、めくる☆めく倒錯の世界が展開されるであろう予定だったのに…
いや原作の神野さんがどこまで考えていたかはわからないけど、まあそんな感じで
勿体ないなぁ。

で話はキリングバイツ。
久々のハイヒールは、しょっちゅうハイヒールがどうのと事あるごとに書いているあたしへのご褒美に
村田さんが入れてくれたに違いないので
思い切ってお尻も大きくしておきました。

がんばるしかない。
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